17歳の時にこのまま中学卒業資格で良いのか?という疑問から、定時制高校進学へ繋がり、その後の道がある程度開けたのだが、その後進学した大学以上に働きながら学業に励んだ定時制高校の生活は得るものが多かった。
定時制高校で得たこと、その1>高卒の資格
何といっても高卒の資格を得ることにはその後の未来が始まらないのだが、自分の場合は4年間という時間が惜しかったので、大検をりようし、2年で高卒と同等の資格を得て、大学に進学出来た。
定時制高校で得たこと、その2>基礎教育
中卒で働いていたため、基礎学力の部分で平均値を大きく下回っていたが、定時制高校での先生とのマンツーマンレッスンや個別課題などで中退する2年後までに学力大きく伸ばすことができた。
定時制高校で得たこと、その3>働きながら学業に励んだという経験
多くの職種が、働きながらも日々自ら学んでいく必要があるが、定時制高校に通うために日中は如何に効率良く、成果を上げながら業務をこなせるか考え、夜間の学習でも同じように高い学習効果を上げるにはどうやったら良いのか考えながら過ごした経験は、その後の社会人生活でも大いに役立った。
誰も教えてくれないなどといい訳をするのではなく、分からないのならどうやったら効率的に学べるか、場合によっては人に頭を下げてでも行動したことで目的を達成するスピードが飛躍的に向上した。
定時制高校で得たこと、その4>一緒に学んだ仲間
働きながら学ぶのは、自分の経験でもとても大変なことだったが、自分と同じように働きながら定時制高校に通っていた仲間もとても大変そうであった。
業務の都合で欠席や試験が受けられなくなってしまうことも1度や2度ではない。
やる気はあるのに通えない。悔しさとやる気を共有した仲間は定時制高校を卒業してからもいい関係が続いている。
定時制高校で得たこと、その5>お金
定時制高校はお金が掛からない。しかも、働きながら通えることで、普通の全日制高校に通う高校生よりも、金銭的に困ることは無かった。
お金があることで遊びの面でも高校生離れした体験ができ、良くも悪くも広い視野が身に付いた。
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