学校のWEBサイトに詳細なカリキュラムが掲載されていることはまれで、実際には入ってみないと分からないというのが現状だ。
実際の授業でも教師の裁量によるところが大きく、在籍する学生の学力に応じて最大公約数的な授業になるのが現実的な所だろう。
全日制の高校と定時制の高校でどれだけ授業レベルに違いがあるのか、学力に違いが出るのかやる気のある学生は気になるに違いないが、実際に入学した経験から言うと、残念ながらかなりの差がある(定時制高校の方が難易度の低い学習)と言わざるを得ない。
だからと言って中学生レベルの授業かと言えばそうでもなく、全日制のカリキュラムに準ずる学習指導内容になっている。もう少し具体的にいうと例えば数学なら全日制の授業が卒業までに数学2Bまで進む場合でも、定時制の場合は数学1で終わることが多い。
全日制が応用問題まで取り組むのに対し、現実的に定時制は基礎問題で終わってしまうのがほとんどなのではないだろうか。
では定時制高校の勉強で学力が付くかどうかという問題だが、生徒のやる気次第でいくらでも学力を伸ばせるのは定時制高校のメリットだろう。
授業の内容がもの足りないなら先生に相談し、個別に進めて貰えば良い。例えば数学なら授業では数学1Aでも、4年間の間に、いや、自分のやる気次第手で2年間の間に数学3まで進むことも出来る。
やる気のある学生に対しては、ベテラン教員がいくらでも柔軟に対応してくれるだろう。
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