働きながら定時制の高校に通うことを考えている人は、高卒の資格は欲しくとも、働きながら卒業するまで定時制高校通いが続くのかとても心配だろう。
本人のモチベーションが如何に高くても、職場の環境次第ということもあるのでこればかりは何とも言えない。
私の場合、働きながら通えたのは1年と9ヶ月。
事実、働きながら18時前後から授業が始まる定時制の高校に通うのは体力的にも精神的にも並大抵のことではない。
私の場合、仕事の責任も増え、学業もやるべきことが多く両立が難しくなった時、定時制の高校を諦めたのではなく、どちらが将来の選択肢を増やせるか悩んだ挙句、仕事をいったんリセットすることにした。
働きながら定時制高校に通うことに対して、会社も始めは好意的だったが、業務的な責任が増えるにつれて夕方帰ってしまう社員は扱い難いと判断されたのだろうか、会社の方から業務か学業、どちらに専念するのか判断して欲しいと選択を迫られたのがきっかけだ。
今となっては笑い話だが、当時の私は仕事を辞めることを非常に迷い、3年近く続けてきた仕事を辞めて、他の道に進めるかととても悩んだことを思い出す。
もし、働きながら定時制高校に通っている方で、年齢とやる気があるのなら、仕事と学業の両立が難しくなった時、どちらが将来の選択肢を増やせるのか、よくよく考え進路を判断して欲しい。
定時制高校は働きながらでも続くかという問いは、続けるかどうか自分で答えを出すものだ。
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