全日制の高校の代わりとして定時制高校に通うのであれば、メリットは無いと言っても過言ではないだろう。
全日制高校に通える環境、状況であるのなら全日制に通う方が間違いなくおすすめだ。学校生活で得ること、友人とのつながり、教育内容のどれをとっても定時制を上回っている。
定時制高校は様々な理由で進学をあきらめ、高校へ進まなかった人が再チャレンジ出来る場所。何歳で高校に入り直してもやる気になった時がその人のタイミングだ。もちろん、なるべく若い時にやりなおした方が記憶力や頭の回転が良い為、その後の進学や再就職での成功率が向上する。
人が行っているから学校に行く、人に言われたから学校に行くのではなく、その後の人生の選択肢を増やすため、自ら学ぶ意義を見出した人が自ら決意し働きながら通うのが定時制高校だ。
もし全日制高校か、定時制高校か、または働くだけなのか一定の制約のもとで業務をこなし、働きながら定時制高校へ通うのか迷っている場合、”どちらの選択肢が未来の選択肢を増やすのか?”を一つの評価軸に加えて欲しい。
・働きながら学ぶ事が出来る。会社の理解が得られる場合、通い易い環境を整えてくれるケースもある。その場合は卒業後に仕事の成果で恩を返そう。
・社会人経験の豊かな友人が出来る。全日制高校と違い、生徒の中には自分と同じく回り道をして学び直す決意を固めた者がいるだろう。そういう人は普段の生活や、授業に臨む姿勢も他の生徒と異なるはずだ。お互いを高め合えれるような友人を探してみよう。
・社会人経験を得て定時制高校に入った場合、業務で得た仕事のスキルを学生生活に活かすことができる。進捗管理やタスク管理、課題管理やToDo管理など、社会人として学んだ仕事のスキルを学業に活かせば普通の学生よりもはるかに高い学習効果を得られるはずだ。
・高校卒業資格が通信制高校よりも得やすい。単位を重視する通信制高校よりも学びの姿勢や出席日数を重要視するのが定時制高校だ。ただし、これからの時代に高校卒業の学歴だけを得るため定時制を卒業しても、得られるものは限られているだろう。
・高校在学中は何歳でも高校生になるので学割が受けられる。
・高校在学中は何歳でも高校生になるので学割が受けられる。
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