2014年3月1日土曜日

定時制高校から大学へ進学するなら高等学校卒業程度認定試験(高認)

高等学校卒業程度認定試験は、様々な理由で、高等学校を卒業できなかった者等の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験。

合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられます。また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定され、就職、資格試験等に活用することができる。

私の場合は大検という方がいい慣れているのだが、定時制高校から大学へ進学を検討しているのなら、高等学校卒業程度認定試験を利用することを検討したい。

卒業までに本来なら4年の歳月がひつようになる定時制高校だが、高等学校卒業程度認定試験を利用すれば卒業までの期間を大幅に短縮できる。

定時制高校に通っていれば、定時制高校で取得した単位は試験科目から免除出来るので苦手な項目は定時制高校の単位で補うなど、双方を上手に活用しよう。

高等学校卒業程度認定試験の難易度は市販の過去問が解けるようなら問題ない。私が受験した時、一番難しかったのは家庭課だったと記憶している。


※大学入学資格検定(大検)は、平成17年度より高等学校卒業程度認定試験へ移行している
















定時制高校と通信制高校の違いとは

定時制高校からの進学とは

定時制高校ならではの行事とは

定時制高校卒業後のキャリアパスの描き方とは

定時制高校を卒業し大学へ進学、就職した実体験、その1

定時制高校を卒業し大学へ進学、就職した実体験、その2

定時制高校を卒業し大学へ進学、就職した実体験、その3

定時制高校の費用は?

定時制高校に通うためにかかる費用は地域や学校によって多少異なる。

気になる場合は地域の高校のWEBサイトを確認するか、電話で問い合わせてみよう。

ある地域の平成19年度生用のデータでは、授業料・諸費の合計で年間36,240円。

月あたり、僅か3,000円程度と如何に費用が掛からないか分かるだろう。

それでも経済的に苦しいという学生には奨学金制度もあるため、気になる場合は学校に相談して欲しい。
















定時制高校と通信制高校の違いとは

定時制高校からの進学とは

定時制高校ならではの行事とは

定時制高校卒業後のキャリアパスの描き方とは

定時制高校を卒業し大学へ進学、就職した実体験、その1

定時制高校を卒業し大学へ進学、就職した実体験、その2

定時制高校を卒業し大学へ進学、就職した実体験、その3

定時制高校の部活とは

定時制高校にも部活はある。

人数が必要な野球部やサッカー部は無かったような気がするが、バトミントンや卓球などは全国大会もあり、けっこう熱心だ。

定時制高校の部活は全国大会と言っても母数が少ないので、県内で数回試合をすれば次は全国大会だ。

基本的に部活は授業が終わってからの活動になるので、働きながら定時制高校に通うのであればそこまで力を掛ける必要はない。体力的にも負担が多い割に、得るものは少ないだろう。
















定時制高校と通信制高校の違いとは

定時制高校からの進学とは

定時制高校ならではの行事とは

定時制高校卒業後のキャリアパスの描き方とは

定時制高校を卒業し大学へ進学、就職した実体験、その1

定時制高校を卒業し大学へ進学、就職した実体験、その2

定時制高校を卒業し大学へ進学、就職した実体験、その3

定時制高校で得たこと

定時制高校で得たことはたくさんある。

17歳の時にこのまま中学卒業資格で良いのか?という疑問から、定時制高校進学へ繋がり、その後の道がある程度開けたのだが、その後進学した大学以上に働きながら学業に励んだ定時制高校の生活は得るものが多かった。

定時制高校で得たこと、その1>高卒の資格

何といっても高卒の資格を得ることにはその後の未来が始まらないのだが、自分の場合は4年間という時間が惜しかったので、大検をりようし、2年で高卒と同等の資格を得て、大学に進学出来た。

定時制高校で得たこと、その2>基礎教育

中卒で働いていたため、基礎学力の部分で平均値を大きく下回っていたが、定時制高校での先生とのマンツーマンレッスンや個別課題などで中退する2年後までに学力大きく伸ばすことができた。

定時制高校で得たこと、その3>働きながら学業に励んだという経験

多くの職種が、働きながらも日々自ら学んでいく必要があるが、定時制高校に通うために日中は如何に効率良く、成果を上げながら業務をこなせるか考え、夜間の学習でも同じように高い学習効果を上げるにはどうやったら良いのか考えながら過ごした経験は、その後の社会人生活でも大いに役立った。

誰も教えてくれないなどといい訳をするのではなく、分からないのならどうやったら効率的に学べるか、場合によっては人に頭を下げてでも行動したことで目的を達成するスピードが飛躍的に向上した。

定時制高校で得たこと、その4>一緒に学んだ仲間

働きながら学ぶのは、自分の経験でもとても大変なことだったが、自分と同じように働きながら定時制高校に通っていた仲間もとても大変そうであった。

業務の都合で欠席や試験が受けられなくなってしまうことも1度や2度ではない。

やる気はあるのに通えない。悔しさとやる気を共有した仲間は定時制高校を卒業してからもいい関係が続いている。

定時制高校で得たこと、その5>お金

定時制高校はお金が掛からない。しかも、働きながら通えることで、普通の全日制高校に通う高校生よりも、金銭的に困ることは無かった。

お金があることで遊びの面でも高校生離れした体験ができ、良くも悪くも広い視野が身に付いた。
















定時制高校と通信制高校の違いとは

定時制高校からの進学とは

定時制高校ならではの行事とは

定時制高校卒業後のキャリアパスの描き方とは

定時制高校を卒業し大学へ進学、就職した実体験、その1

定時制高校を卒業し大学へ進学、就職した実体験、その2

定時制高校を卒業し大学へ進学、就職した実体験、その3

定時制高校は働きながらでも続くか

定時制高校に入ってから、果して卒業まで続くのか。

働きながら定時制の高校に通うことを考えている人は、高卒の資格は欲しくとも、働きながら卒業するまで定時制高校通いが続くのかとても心配だろう。

本人のモチベーションが如何に高くても、職場の環境次第ということもあるのでこればかりは何とも言えない。

私の場合、働きながら通えたのは1年と9ヶ月。

事実、働きながら18時前後から授業が始まる定時制の高校に通うのは体力的にも精神的にも並大抵のことではない。

私の場合、仕事の責任も増え、学業もやるべきことが多く両立が難しくなった時、定時制の高校を諦めたのではなく、どちらが将来の選択肢を増やせるか悩んだ挙句、仕事をいったんリセットすることにした。

働きながら定時制高校に通うことに対して、会社も始めは好意的だったが、業務的な責任が増えるにつれて夕方帰ってしまう社員は扱い難いと判断されたのだろうか、会社の方から業務か学業、どちらに専念するのか判断して欲しいと選択を迫られたのがきっかけだ。

今となっては笑い話だが、当時の私は仕事を辞めることを非常に迷い、3年近く続けてきた仕事を辞めて、他の道に進めるかととても悩んだことを思い出す。

もし、働きながら定時制高校に通っている方で、年齢とやる気があるのなら、仕事と学業の両立が難しくなった時、どちらが将来の選択肢を増やせるのか、よくよく考え進路を判断して欲しい。

定時制高校は働きながらでも続くかという問いは、続けるかどうか自分で答えを出すものだ。
















定時制高校と通信制高校の違いとは

定時制高校からの進学とは

定時制高校ならではの行事とは

定時制高校卒業後のキャリアパスの描き方とは

定時制高校を卒業し大学へ進学、就職した実体験、その1

定時制高校を卒業し大学へ進学、就職した実体験、その2

定時制高校を卒業し大学へ進学、就職した実体験、その3